朝晩がめっきり寒くなってきましたが、寒くなるとおでんが美味しい季節で、食べたくなりますよね!
そんなおでんですが、主食なのかおかずなのかは意見が分かれます。私はおかず派で、ご飯と一緒に食べますが、いろんな意見があり、主食派とおかず派が真っ二つのような状況なのです。
あなたは、おでんは主食かおかず、どちらでしょうか?
おでんは日本に欠かせないもの
おでんは、かつては屋台でお酒を呑みながらというイメージが強かったですが、最近ではコンビニエンスストアでも主力商品ですし、家庭でもよく食べられています。
特に寒くなってくる秋から冬にかけては、温かいおでんはより美味しく感じ、もはや日本に欠かせないものになっていますよね!
おでんは鍋料理?
寒くなってくると食べる機会が多くなるおでん。同じように日本の寒い季節に欠かせないものの一つに鍋料理があります。
おでんも一見すると鍋料理のような感じもしますが、惣菜・煮物のような感じもします。おでんは鍋料理かどうかも意見が分かれがちです。
家庭でおでんを作る場合に、鍋料理と同じお鍋を使う場合も多く、見た目は鍋料理のような雰囲気があります。
ただ、お鍋からそれぞれのおでん種を取り出せば、惣菜や煮物という感じもしますからね。
鍋物のように食卓でしばらく煮ておでんは食べることができません。おでんはもっと長時間ぐつぐつと煮る必要がありますし、その方が美味しいのです。
ただ、TV番組の鍋物ランキングなどにも、おでんはランクインするぐらいですから、多くの人はおでんを鍋料理のひとつと捉えているかもしれません。
おでんは主食かおかずか?
おでんは鍋料理かどうか以上に意見が分かれるのが、「主食かおかずか」という違い。実際に食品メーカーの「紀文食品」が発表したアンケート調査では、真っ二つのように分かれます。
おでんは主食なのか?おかずなのか?
食品メーカー「紀文食品」が2018年10月23日に発表した
「鍋白書2018」のアンケート調査結果から、
若い世代ほど「主食」ととらえている人が多いそうです。 pic.twitter.com/ulycdjfNo8— Sig.Gattonero (@SigGattonero) October 27, 2018
ちなみに、これは「鍋白書2018」のアンケート結果ですから、やはりおでんは鍋料理のひとつと食品メーカーも捉えているのでしょうか。
結果ですが、
主食派が47%
おかず派が53%
まさに拮抗していますね。
ただこのこの結果ですが、年々主食派が増加している傾向があり、将来は主食派が優勢になりそうな勢いなのです。
出典 紀文鍋白書2018
調査アンケートは、全国7都道府県、20代〜50代以上の主婦1,400人を対象としているのですが、各年代でも主食派の割合が前年より増えています。
50代のみ+2.4%ですが、その他の年代はすべて+5%以上で主食派の伸び率の高さが目立ちます。
さらに一昨年の2016年の調査では主食派がたった23.6%だったのを考えると、おでんを主食と考えると人が激増している感じもします。
若い世代ほど、おでんを主食と考えがちですし、今後はおでんが主食の地位を得ることになりそうです。
そもそも主食とは?
おでんは主食と考える人が増えているわけですが、主食とはそもそも何なのでしょうか?
主食とは、食事の中心となるもので人間の体を動かすエネルギーになる食べ物のことと一般的には考えられています。具体的には炭水化物が当てはまり、米、パンやうどん、そば、スパゲッティなどの麺類のことを指します。
主菜や副菜がおかずと考えられ、主菜は魚や肉、大豆、たまごなどのタンパク源となるものが代表的で、副菜は主にビタミン・ミネラル、食物繊維の供給源となる野菜などが代表例です。
ただ、おでん種にはたまごや厚揚げなどの本来は主菜と考えられるものもありますし、大根やじゃがいもなどの本来は副菜と考えられるものもあります。
ただ、炭水化物が多いもののあり、練り物はだいたい炭水化物が多めです。特に小麦粉でできているちくわぶは、まさに炭水化物という感じです。
炭水化物の多い練り物だけを考えると、おでんが主食と考えるのも、なるほどと思うのですが、おかずになりそうなおでん種の方がむしろ多いです。
最近は糖質制限で炭水化物は制限されがち
最近は糖質制限をする人が増えており、お米やパンなどの炭水化物は制限されがちな存在です。
なぜなら炭水化物を取りすぎると太りますし、ダイエットを考えるとできるだけ炭水化物をとらないのは効果が期待できるからです。
そんな炭水化物を制限しがちな時代ですから、ご飯やパンのかわりに主食として炭水化物以外のものが当たり前のようになってきました。
外食でも糖質制限で、ご飯の代わりに炭水化物以外の物を提供しているお店もありますし。そんな糖質制限がもてはやされている時代だからこそ、おでんもより主食と考える人が多くなっているのでしょう。