冬の八甲田山といえばスキーヤーに人気の場所ですが、ロープウェイからみる樹氷もとてもキレイなのですよ。

 

樹氷というと蔵王が有名で、ブックマークJAPANでも紹介をしました。

 

一生に一度は見たい蔵王の樹氷 服装には気をつけて観光をしよう

 

蔵王の樹氷も素晴らしいのですが、八甲田山ロープウェイから見る樹氷も、とても見ごたえがあります。というのも八甲田山の樹氷はその規模がスゴいのです!

 

そんな八甲田ロープウェイと樹氷について、また観光するのにベストな時期についてもご紹介します。

 

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八甲田の樹氷について

 

八甲田の樹氷は、頂上付近に多く自生しているアオモリトドマツに、霧粒や雲粒が吹き付けられて凍ることでできます。

樹氷といえば山形の蔵王や岩手の八幡平が有名ですが、八甲田の樹氷はそれらを超える規模と大きさを誇り、日本一とも言われています。

 

 

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スノーモンスター

 

八甲田の樹氷は「スノーモンスター」と呼ばれています。ちょっとおそろしい呼び名ですが、なぜこのように呼ばれていると思いますか?

スノーモンスターと呼ばれている理由ですが、雪や氷が樹木を覆い、大きな怪物のように見える樹氷だからです。つまり、氷雪が何層にもなって重なり、日を追うごとに大きく厚く形を変えていき巨大なモンスターのように見えるからです。

 

 

樹氷を楽しむ方法とは?

 

八甲田山の樹氷鑑賞は、次のような方法で楽しむことが出来ます。

 

  • ロープウェイ
  • スキー
  • トレッキング

 

この中では気軽に樹氷鑑賞ができるのがロープウェイからです。ロープウェイからなら、小さなお子さんだって見ることができますよね!

誰でも気軽に見られることが特徴の一つでもある八甲田の樹氷なのです。

八甲田ロープウィ全長2459mで山頂まで10分で到着をします。それまでの間、樹氷を見ながらの空中散歩が楽しめるわけです。

 

料金も大人 片道1,180円(往復1,850円)、子供 片道 570円(往復 870円)ととてもお安く自然が織りなす芸術を堪能することができるのです。

 

ロープウェイですから、寒さを感じずに樹氷鑑賞ができますし、ご家族連れでも安心して楽しむことができるのも魅力です。

寒さや体力が問題がなけれな、スキーを楽しみながら樹氷を見るのもオススメです。八甲田のスキーは初心者から上級者までレベルに合わせて楽しめますし、樹氷の合間を滑りぬけていくのも本当に格別です。

 

 

真冬よりも春先がオススメ!

 

5月までスキーを楽しめる八甲田は、春スキーができるの全国でも貴重なスキー場です。

春先になると幾分寒さが和らぎますが、頂上付近は厳しい寒さが残っていますから樹氷はまだまだ楽しめます。また寒さだけでなく天気も好都合です。

お天気に恵まれる日も多くなるため、実は、白く輝く美しい樹氷を見ることができるベストシーズンなのです。

ただ樹氷の残る春がずっと見頃というわけではなく、黄砂のやってくる時期まで。春になり黄砂がやってくる時期になると、樹氷が黄色くなり輝きが失われてしまうからです。

 

黄砂というと西日本への影響が目立ちますが、こんな所にも黄砂の影響は及ぶのです。ですから春先というのがポイントとなります。

 

スノーモンスターと呼ばれ、日本一の樹氷とされる八甲田の樹氷は、白く輝くキレイな樹氷を見られる春先が一番のオススメです。

スキーやトレッキングを楽しみながら樹氷を見るのも格別ですが、まずは誰でも気軽に挑戦できるロープウェイで、樹氷鑑賞に行ってみてはいかがでしょうか。