サイクリングの聖地としてしまなみ海道を多くの人が訪れます。

 

春は気候としてはサイクリングに適していると思いますが、桜の季節に満開の花見ができると二重の楽しみになります。

 

しまなみ海道は広島の尾道と愛媛の今治を結ぶルートですが、尾道には千光寺公園、今治のしまなみ海道の途中にには開山公園という桜の名所があります。

 

走る目的だけしまなみ海道を走破することも楽しいのですが、桜の季節はちょっと寄り道をして花見を楽しむのがオススメです。

 

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千光寺公園でお花見

 

尾道のシンボルともいえるのが千光寺公園です。

 

公園内にはソメイヨシノなど1500本もの桜が咲き乱れ、桜の時期にはさらに多くの人が訪れる「さくらの名所100選」に選ばれる桜の名所です。

 

千光寺公園内にはたくさんの見どころがありますが、展望台からの風景は瀬戸内海の多島美と桜のコントラストがとてもキレイで必見です。

 

この枝垂れ桜も見逃せない見どころです。

 

千光寺山内にある天寧寺境内の見事な枝垂れ桜です。

夜桜もぜひ訪れたい

 

千光寺公園は昼だけでなく夜もオススメです。「夜景100選」にも選ばれる夜景の名所です。

 

普段でも夜景を楽しめる場所で夜も訪れたい場所ですが、花見の期間中は、夜になると俳句の入ったぼんぼりの灯りで夜桜が演出されます。

 

いかにも「文学の街」の尾道らしく、風情があって雰囲気も素晴らしいです。

 

 

千光寺公園を昼夜楽しむとなると、午後に尾道に到着して昼間の花見と夜桜を楽しみ尾道で一泊をし、翌朝からしまなみ海道を走ることをオススメします。

 

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しまなみ海道の途中でも一泊したい

 

しまなみ海道ですが、サイクリングに慣れている人なら十分に、たとえサイクリング初心者でも1日で走破することはできます。

 

ただ、駆け足でしまなみ海道をライドするのは少しもったいないです。

 

できれば途中の離れ島で一泊するぐらいでゆったりとサイクリングをするぐらいが、しまなみ海道をより楽しめるでしょう。

 

どの島で泊まるかは悩むところですが、大三島にはこのようなノスタルジックな宿もあります。

 

 

「大三島ふるさと憩の家」です。廃校になった小学校を改装して宿になり、瀬戸内を舞台にした映画にも出てきそうな外観です。

 

グループで訪れると学生時代の修学旅行を思い出しそうです。

 

大三島の隣の伯方島には愛媛の桜の名所でも有名な開山公園があります。

 

開山公園でお花見

 

開山公園にはしまなみ海道の途中のサイクリングターミナルの道の駅伯方S・Cパーク「マリンオアシスはかた」から約4kmほどの寄り道。

 

徒歩で約1時間の道のりですから、自転車だと20分~30分程度でしょうか。

 

特に桜の季節はこの公園に訪れるサイクリストも多く、大変美しい桜や景色で驚きの声が相次いでいます。

 

 

約1000本もの桜が咲き乱れる光景は圧巻です。展望台からは360度ぐるりと桜に囲まれしまなみ海道の絶景も楽しめオススメです。

 

伯方島から伯方・大島大橋を渡り、大島を経てクライマックスである来島海峡大橋を渡れば、そこは四国。

 

今治から特急列車に乗車し、松山や岡山から新幹線や飛行機を使って自宅に帰るという総行程2泊3日のしまなみ海道とお花見を楽しむ自転車旅です。

 

できれば快晴のお天気に恵まれれば、瀬戸内海の絶景と桜を楽しめる旅になりますよ。