ほうじ茶の人気が急上昇しています。ほうじ茶飲料の販売金額が前年比4割増になっており、ちょっとしたブームを引き起こしています。

 

 

ほうじ茶というと、緑茶飲料の中での構成比が約6%に過ぎず、緑茶飲料の中でも地味な存在です。ただここ数年は高い成長を誇っており、話題性も十分。

 

ほうじ茶の人気急上昇の理由と、ほうじ茶の効果と、他のお茶にはあまりない冷え性改善効果について紹介をします。

 

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ほうじ茶の人気は日本だけでない

 

ほうじ茶の人気がメキメキと急上昇中ですが、この現象が日本だけと思いきや、どうも海外でも人気が広がっているようです。

 

アメリカでも爆発的な人気になっている様子。もともとの販売数が少なかったというのもあるでしょうが。

 

人気の秘密は人々のヘルシー志向の高まりがあります。健康を気にする人にとって、無糖の緑茶は魅力的。ほうじ茶はさらにカフェインも少ないことから、注目も集めるのでしょう。

 

サントリー伊右衛門焙じ茶をアメリカ人がコンビニやスーパーで購入する姿も珍しくなくなってきているわけですね。

 

 

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カフェチェーンのメニューで採用で人気に拍車

 

人気に拍車をかけたのがカフェチェーンが相次いでメニューに採用したことです。

 

トレンドに高い影響力があるスターバックス コーヒージャパンが、今年5月末から7月中旬まで、フラペチーノ「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」を販売しました。

 

 

さらに、タリーズコーヒージャパンは、今年の春夏時期に「タピオカほうじ茶ラテ」が人気になったのですが、さらに、10月から「ほうじ茶ショコラクリームラテ」と「シフォンケーキ ほうじ茶ミルク」を販売しています。

 

 

新たなドリンクとスイーツの話題に多くのリツイートが集まり、ほうじ茶の人気がここにもあらわれています。

 

このまま通年でほうじ茶を使った商品がどんどん定着していきそうな勢いですね。

 

スイーツで使われる素材として、も人気が高いのが抹茶ですよね。実は最近の若い女性の中では、抹茶の次にほうじ茶が来るほどの人気になっていきているほどです。

 

 

スイーツとほうじ茶は相性が良い

 

スイーツで使わえる素材で、ほうじ茶がどんどん人気になってきていますが、こんな商品も登場。

 

 

「雪見だいふく ほうじ茶」です。秋らしい色合いでちょうど紅葉の季節に映えますね。あたたかいほうじ茶を飲みながら冷たいアイスクリームを食べるのもなかなか良さそうです。

 

ほうじ茶の香りや味わいがスイーツにマッチしますよね。他にもこんなスイーツがあり各社続々とほうじ茶をからめて商品を投入してきています。

 

こちらはファミマの「ほうじ茶入ホイップクリームパン」

 

中村藤吉本店でも新しくほうじ茶スイーツ。

 

ヘルシー志向というとタニタカフェも人気ですが、流行に乗っかっています。

 

ジェラートにも。

 

とどまるところを知らないほうじ茶スイーツの人気ですね。さらに秋冬になってほうじ茶の人気が上がりそうな予感です。それもほうじ茶の効果が秋冬こそふさわしいものがあるからです。

 

 

ほうじ茶の成分と効果

 

ほうじ茶に含まれる成分は、様々なうれしい効果や効能があります。

 

例えばお茶に含まれるテアニンはリラックス作用がありますが、通常はカフェインも多く含まれます。カフェインは覚醒効果があり、あまりリラックスはできません。

 

ほうじ茶の葉は緑茶を炒るので、テアニンも壊れるのですが、カフェインも同時に壊れます。

 

そのため、適度なテアニンとカフェインが少ないためリラックス効果も期待できるわけです。カフェインフリーを日頃から意識している人にとっては、ほうじ茶はうれしいお茶ですよね。

 

寒い季節になるとどんどん摂取したいのがビタミン。ほうじ茶にはビタミンCやEが豊富に含まれます。お肌や健康にも良いので毎日ほうじ茶を飲みたくなりますね。

 

さらにお茶は一般的には体を冷やしがちですが、ほうじ茶に含まれるピラジンという成分は、血行促進などによって体を温めてくれる効果もあります。

 

女性にありがちな冷え性ですが、冷え性の人にとっては気になる成分ですよね。春から夏にかけて人気に拍車がかかったほうじ茶ですが、さらに冷え性にも効果がある秋冬こそ、その人気が高まる時期かもしれません。