2025年の大阪での万博開催を目指して誘致活動を盛り上げようとしています。

 

マスコミが全面的にバックアップしたような感じがある東京オリンピックとは異なり、いまいち盛り上がりにかける大阪万博の誘致活動ですが、このままでは開催が難しいのではという感じもありました。

 

万博開催の最大のライバルとも思われていたフランス・パリが立候補の辞退をする可能性があることが報じられています。

 

もしフランス・パリが立候補辞退となれば、日本・大阪での開催に対して追い風となるのでしょうか?

 

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フランス・パリ万博誘致辞退のニュースの信憑性

 

2025年の万博開催の最有力候補と思われていたフランス・パリが立候補を辞退するというニュースが飛び込んできました。

 

追記 フランスは正式に立候補を辞退しました。

 

 

パリは2025年の万博が開催されると、パリは万博開催が節目の年で、大阪よりも5ヶ月も早く立候補を表明していました。

 

そのため開催への意気込みも高いのかと思っていましたが、市民の盛り上がりはイマイチのようでした。

 

2024年にパリではオリンピックが開かれますし、オリンピックと万博の連続開催となると、財政的な負担がとても大きいという心配もあったのでしょう。

 

ではマスコミ報道があったフランス・パリの立候補取りやめのニュースの信憑性はどうなのでしょうか?

 

いち早くニュースを発信したのは、大阪のテレビ局毎日放送(MBS)です。

 

某スポーツ新聞と比べると、テレビは影響力の高さが格段に違うのでガセネタであることの可能性はかなり低いものと思われます。

 

ニュースでは、現地フランスの新聞の報道を引用したようで、フランス首相が立候補を取り下げることを決めたという書簡を誘致を進める国の組織の代表に送ったという内容です。

 

フランスではすでにかなりの話題になっており、フランスのYahooニュースではこのようにトップページ上でホットなニュースになっています。

 

 

「フランス語が読めないから分からない」

 

という声が聞こえそうですが、私もフランス語はわかりません(笑)

 

でも、「retire」とか「Exposition ~ 2025」という文字からなんとなく内容が想像できますよね。

 

ソースを見ると「BFM TV」という24時間のテレビニュースの報道もあり、かなりの信憑性の高さがうかがえます。

 

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大阪万博開催の追い風になる?

 

パリが2025年の万博開催の立候補を取りやめることは、日本・大阪の万博開催に有利になるのでしょうか?

 

もう一度2025年万博に立候補している国や都市を確認しておきます。

 

  • 日本・大阪
  • フランス・パリ
  • アゼルバイジャン・バグー
  • ロシア・エカテリンブルグ

 

という以上の4都市になります。フランスのパリ以外は日本人では知っている人は少ないでしょう。

 

フランスのパリが立候補を取りやめることで、「これなら楽勝」というイメージを持つかもしれません。

 

ただし最近の経済状況や都市の発展は日本人があまり知らない所で進んでおり、日本人に知名度が高くなくても意外に大都市で経済が発展をしているという例はあります。

 

2017年にはカザフスタンの「アスタナ」で万博が開かれましたが、ちょっと知名度が劣るあまり知られない都市でも現に万博は開かれています。

 

アゼルバイジャンのバクーも知名度は低いですが、アゼルバイジャン共和国の首都でバクー油田もあり経済は潤っている様子がみられます。

 

ロシアのエカテリンブルグもモスクワやサンクトペテルブルクと比べると知名度ははるかに劣りますが、ロシア四大都市のひとつです。

 

前回の万博誘致に立候補して敗れ再度リベンジで立候補をしていますから、相当誘致に対する意気込みも高そうです。

 

フランスのパリが立候補を取りやめたとしても、強敵はまだまだ控えているため侮ってはいけない状況は変わりません。

 

ただ、開催の可能性ははるかに高まっといえ、日本の招致活動にはずみがつくのではないかと期待もあります。

 

過去にはこんな記事もありました。

 

大阪万博
支持「50カ国」 誘致、パリと伯仲か 政府票読み

毎日新聞

 

記事の中ではパリが欧州や中東の票を固めている内容ですが、その票がどの都市に動くかが万博の開催地決定を左右しそうです。