新名神高速道路の川西~神戸間が今年2018年3月に開通することになります。
これによって注目されるのは渋滞の解消。
中国自動車道の宝塚トンネルは全国でも屈指の渋滞の名所ですが、新名神高速道路が開通することで車が分散をし渋滞が劇的に解消される期待があります。
高速道路というと注目されるのは道路状況だけでなく、長距離走行のほんのひと時の休憩を楽しむサービスエリアです。
日本のサービスエリアは海外と比べると、施設やサービスが充実してとても魅力があることは、このサイトでもご紹介をしました。
そんなレベルの高い日本のサービスエリアに、また訪れてみたいひとつが今年登場するわけです。
地元「宝塚」らさしさを前面に出すサービスエリア
新名神高速道路の宝塚北SAは、地元宝塚らしさを前面に醸し出すサービスエリアです。
宝塚といえば多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、「宝塚歌劇団」ではないかと思います。
宝塚北サービスエリアでは多くの人の宝塚のイメージ通りに宝塚歌劇グッズも販売されることになります。
では宝塚歌劇以外では、宝塚は何が有名なのでしょうか?
宝塚は手塚治虫の出身地
宝塚というと、鉄腕アトムやブラックジャックなど数々の名作の漫画を世に送り出したあの手塚治虫の出身地になります。
そんな宝塚には「手塚治虫記念館」があります。
手塚治虫記念館は、宝塚大劇場のお隣で火の鳥が出迎えてくれます。
宝塚大劇場の後は、お隣の手塚治虫記念館へ。展示ケースが往年のロボットみたいで可愛い。そして萩尾先生があちこちに。 pic.twitter.com/0lMQT0IdoD
— 八巻和弘 (@yamakikazuhiro) February 1, 2018
地元の英雄である手塚治虫グッズの販売も宝塚北サービスエリアの特徴でもあります。宝塚歌劇も手塚治虫も日本が誇る素晴らしいコンテンツを数多く生み出しています。
宝塚歌劇団や手塚治虫グッズをサービスエリアで販売することは、こちらのニュースでも大きく取り上げています。
MBS 関西のニュース
“NEXCO西日本は今年3月に開通する新名神高速道路の川西〜神戸間に「宝塚北サービスエリア」をオープンさせると発表”“飲食店のほかに、宝塚市ゆかりの宝塚歌劇団や手塚治虫グッズを販売するなどインバウンド需要も見込んでいるということです” pic.twitter.com/TxenjHSt77
— ZAJI (@idobatainfo) January 31, 2018
店頭では高さ175cmのリボンの騎士のサファイアがお出迎えしてくれ、多くの人がカメラで撮影をすることになりそうです。
馬を習っている理由はリボンの騎士のサファイアに憧れたからっていうね。。 pic.twitter.com/LQa18DHipk
— ふくろう (@grande__1994) January 31, 2018
外観も宝塚大劇場を意識
新しく誕生する宝塚北サービスエリアですが、建物の外観も宝塚大劇場を意識しています。
宝塚大劇場を意識か?来月18日に開通する新名神高速道路(E1A)の川西インターチェンジ(IC)~神戸ジャンクション(JCT)において、宝塚北サービスエリア(SA)がオープンとなる。※道路本線開通と同時オープン pic.twitter.com/LTAaLrWKdT
— たてやかん (@ht38hahaha) February 1, 2018
こちらが実際の宝塚大劇場ですから、たしかに似ていますよね!
たまたま歌劇団の人達?が隣の建物から出てきたのと鉢合わせしたんだけど、すごいかっこいいぞ。背が高くて頭が小さくてスタイルすごい。 (@ 宝塚大劇場 in 宝塚市, 兵庫県) https://t.co/PX8g6N9sXZ pic.twitter.com/MbiQnZF3cw
— K (@Kazuhiro800) June 30, 2017
ネクスコ西日本でも、宝塚市中心部「花のみち」周辺の南欧風景観をイメージした「宝塚モダン」をコンセプトにした建物外観であることが説明されています。
宝塚歌劇や手塚治虫グッズの販売や宝塚歌劇を意識した建物だけでなく、サービスエリアで食べられるものも宝塚を意識したものが多くあります。
フードコートにも宝塚を意識
サービスエリアの楽しみというと、最近はとてもクオリティが上がっているフードコートで食べることもあるでしょう。
新しくできる宝塚北サービスエリアでは、フードコートでも宝塚を意識しています。
ただ宝塚といっても一般に知られているような名物料理があるわけではないですから、神座、道頓堀今井、大起水産など大阪の食や会社のものが主なものになりますが宝塚を意識したものも用意されています。
「タカラヅカキッチン」は名称は地元ですが、監修は大阪ミナミの北極星です。人気お店が監修したオムライスを食べられます。
西谷食堂は、お米を地元西谷産のコシヒカリを使用したり、郷土料理のメニューで地元らしさを出しています。
西谷とありますが、宝塚市の北部、市の面積の2/3を占める地域を総称して「西谷」と呼びます。
宝塚の北部はのどかな風景が広がる農村地帯で、宝塚歌劇のような雰囲気とはまた違った魅力があります。そこで使われた地産地消を食材を使っているわけです。
地元宝塚をかなり意識した宝塚サービスエリアですが、広さは西日本最大級となり多くの人が訪れることが想定されます。
宝塚だけでなく、アンリ・シャルパンティエをなど関西を代表する有名スイーツの販売も行われますので、こちらも旅行で訪れるような人には喜ばれそうです。