和食の人気が世界中で高くなってきていますが、その中でも寿司は有名で高い人気を誇ります。
ただ、日本人からすると外国の寿司にちょっと違和感を感じる場合もしばしば。
ブラジルの人気寿司店テマキリーヤにいってきたよ!変わった寿司がありあり。タレや醤油はポンプw pic.twitter.com/DZNyCNkmNb
— らふぁえる@銀座 (@raffyluvsummer) July 5, 2016
最近の傾向では海外に限らず、日本の回転寿司でも変わった寿司がたくさん登場していますので、寿司の一種の進化系なのかもしれません。
人は生まれ育った環境に左右されやすく、日本人の味覚と外国人の味覚はかなり違います。
特に遠く離れて文化もがらっと変わる国ほどその傾向が強いでしょう。
味覚の異なる外国人にとって寿司のネタも日本人の好きなものとは違って当然ですが、外国人の好きな寿司のネタ、嫌いなネタにはどんなものがあるのでしょうか?
寿司は外国人に大人気
世界中で人気の和食ですが、寿司の人気はやはりナンバーワン。
訪日外国人旅行客も日本で食べるもので楽しみなのは寿司という人は大変多いです。
京都駅の回転寿司屋ではお客が外国人だらけという状況もあるようです。
京都駅の回転寿司でお客が外国人だらけで印象深かった。さすがだ pic.twitter.com/N9qSzyvzlC
— ハリトエンビ (@haritenvy) November 14, 2017
回転寿司は言葉がわからなくても寿司を楽しむことができますから、なおさら外国人に人気があるのでしょうかね。
築地には寿司を食べるために連日たくさんの外国人が訪れています。こちらは「魚がし横丁」の様子です。
日本への外国からの観光客が年間三千万人に迫る勢いだ。一昨日、外国人観光客に人気の築地市場-場内市場〜場外市場を訪れた。場内市場にある『魚がし横丁』に軒を連ねるカウンター設えのお寿司屋🍣さんが人気で、殆どのお客様は外国からの観光客が占めている。寿司を通して日本の食文化を見直す動き? pic.twitter.com/JG61GtfxGp
— hisayasu_1201 (@hisayasu_1201) November 5, 2017
好きな寿司ネタ
外国人にとっての寿司ネタの好みを知る前に、まずは日本人がどのような寿司ネタが好きなのかを確認しておきます。
好きな寿司ネタに関する調査は様々なものがありますが、こちらの記事をまずはピックアップ。
みんなが好きな寿司ネタランキング
こちらの記事では、持ち帰り鮨店「京樽」、江戸前鮨専門店「すし三崎丸」、回転寿司店「海鮮三崎港」などを展開する京樽が男女約1000名に行った調査を紹介をしています。
江戸前寿司のベスト5は以下のような結果に。
- 1位 まぐろ・中とろ
- 2位 まぐろ・赤身
- 3位 サーモン
- 4位 いくら
- 5位 ねぎとろ
いずれも好き嫌いがあまり見らなさそうな寿司ネタが並んでいます。
詳細なランキングはこちらになります。6位にえび、その後はあなご、とろサーモン、はまち、まぐろ・大とろ、うに、いか、甘エビ、えんがわ、ほたてと続きます。
出典 @DIME
江戸前寿司だけでなく上方寿司のランキングも。
出典 @DIME
上方寿司では「いなりずし」がトップ。ちらしずし、さばの押しずし、バッテラ、あなごの押しずしと続きます。
外国人の場合は?
日本人の好きな寿司ネタがわかった所で外国人の場合はどうなのでしょうか?日本人との違いはあるのでしょうか?
外国人の好きな寿司ネタについて参考にしたのはこちらのページ。
外国人が好きな寿司の「ネタ」は?
外国人の好きな寿司ネタのトップ3は、
- 1位は「サーモン」
- 2位は「まぐろ」
- 3位は「エビ」
4位には「食べられない」という外国人ならではの結果もありましたが、上位は多少日本人とは異なるものの順当なものです。
参考に5位以下の好みの寿司ネタも参照できます。
アボガドやうなぎが印象的ですが、それほどたくさんの人から支持されているものはありませんね。
外国人の嫌いな寿司ネタは?
好きな寿司ネタの上位は日本人も外国人もわりと似たような結果になったのですが、一方外国人の嫌いな寿司ネタはどうでしょうか?
日本人が好きなものがランクインしていると、やはり味覚の違いというものを感じることになります。
外国人の嫌いな寿司のトップ3はこんな感じで、いずれも日本人には馴染みのあるものが並んでいます。
- 1位 うに
- 2位 納豆
- 3位 いくら
うには日本人が好きな寿司ネタの11位、いくらは4位。いずれも高めの寿司ネタで人気のものです。
納豆は寿司ネタとしてはそれほどの人気はないでしょうが、納豆自体は朝食の定番として日本人にとって欠かせないものです。
4位以下はこちらになります。
「生ものすべて」や「食べない」など寿司をそもそも苦手にしている人もけっこういます。また、たこは外国人が苦手であることはよく聞きます。
意外だったのはサーモンが上位に入っていること。日本人以上に味覚に多様性がありそうです。
こんな状況ですから、外国時にとって食べやすいように寿司もアレンジされていくのでしょう。
海外で変な寿司に遭遇した時は寛容な気持ちで、未知の味を楽しむ位の心づもりが必要なのかもしれませんね。