平昌オリンピックの競技がすでに始まっていますが、日本期待のフィギュアスケート宇野昌磨が団体男子ショートプログラムでトップにたちました。

 

有力選手の多くがミスが目立ちましたが、唯一100点台という素晴らしい演技でした。

 

このまま団体戦でメダルが取れるにこしたことはないのですが、冷静に考えて日本の実力はちょっと厳しいかなというのが現状。

 

宇野昌磨に関しては、個人で十分にメダルが狙える実力があるだけに、今回の団体の成績はうれしいのですが、「ちょっと仕上がり早すぎない?」と複雑な気持ちなのです。

 

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平昌五輪フィギュアスケート団体男子SPの結果

 

フィギュアスケート団体戦のスタートとなる男子ショートプログラムの結果です。

 

  • 1位 宇野昌磨 日本 得点103.25
  • 2位 アレクセイ・ビチェンコ イスラエル 得点88.49
  • 3位 パトリック・チャン カナダ 得点81.66
  • 4位 ネイサン・チェン アメリカ 得点80.61
  • 5位 マッテオ・リッツォ イタリア 得点77.77
  • 6位 チャ・ジュンファン 韓国 得点77.70
  • 7位 ハン・ヤン 中国 得点77.10
  • 8位 ミハイル・コリャダ ロシア 得点74.36
  • 9位 パウル・フェンツ ドイツ 得点66.32
  • 10位 シャフィク・ベセギエ フランス 得点61.06

 

得点が高いのはうれしいのですが、団体戦のルールでは各競技の順位によって、こんな感じでポイントが与えられます。

 

1位10pt、2位9pt 3位8pt、4位7pt、5位6pt、6位5pt、7位4pt、8位3pt、9位2pt、10位1pt

 

男子SPで1位だった日本は10ポイントを獲得するわけですが、かなり圧勝をして2位以下との差があっても、2位とは1ポイント差ということになります。

 

今日2月9日は男子SPの他に、ペアショートプログラムも行われました。

 

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フィギュアスケート団体ペアSPの結果と初日終了時点の順位

 

団体ペアには須崎海羽/木原龍一組が出場をしました。

 

結果は10組中8位の成績ですから3ポイントを獲得。自己ベストを更新する演技で宇野の好調の流れを引き継いだ形で日本は好スタートを切りました。

 

この結果団体のペア終了時点の順位はこんな感じになりました。

 

  • 1位 カナダ 17pt
  • 2位 アメリカ 14pt
  • 3位 日本 13pt
  • 4位 ロシア 13pt
  • 5位 イスラエル 11pt
  • 6位 中国 10pt
  • 7位 イタリア 10pt
  • 8位 ドイツ 10pt
  • 9位 韓国 6pt
  • 10位 フランス6pt

 

まず優勝候補のカナダが良いですね。カナダはパトリック・チャンが男子フリーにも出場をするようで、団体戦にかける本気度が高いですね。

 

アメリカが2位で、日本とロシアが同じポイントで並んだ形です。

 

今日の結果だけを見ると、メダルも狙えそうな感じもしますが、まだまだハードルは高いです。

 

フィギュア団体は銅メダルには届いて欲しいが…

 

フィギュアスケート団体男子ショートプログラムで宇野昌磨選手が圧勝したことで、にわかに活気づくメディアです。

 

金メダルも狙えるなんて感じのファンの声も聞こえてきますが、冷静に見るとさすがにそこまではちょっと厳しいかと。

 

宇野昌磨がショートプログラムでものすごい得点を出しましたが、3位のパトリック・チャンとは2点差、4位のネイサン・チェンとは3点差になります。

 

 

できれば今日のこの結果が個人シングルであったらと思うのは私だけではないはずです。

 

フィギュア団体ですが、この後競技がまだまだ続きます。

 

2月11日にショートダンス、女子ショートプログラムがあり、決勝進出チームが決まります。

 

決勝に進めるのは5チームだけで、ペアフリー、男子フリー、女子フリー、ダンスフリーのの結果でメダル争いが繰り広げらます。

 

期待も込めて銅メダルを獲得してほしいとは思うのですが、そのためには各種目とも実力を出し切る必要があり(できれば実力以上の力を出すぐらいで)、このまま良い流れに乗って欲しいと思います。

 

それよりも男子個人シングルの宇野昌磨は気になるところです。

 

今大会は羽生結弦がぶっつけ本番ということで、宇野にとってもチャンスですし、また逆に背負うものも大きいと思います。

 

このまま今日のような絶好調な状態が続いてくれれば良いのですが、逆に金メダル候補のネイサン・チェンの調子が上がらなければ良いのですがね。