日本の食に欠かせないものといえばお味噌汁。
最近は忙しさから朝食にパンを食べる人が増えましたが、朝からご飯とみそ汁の朝食は日本人で良かったと思うひと時です。
お味噌汁にいれる具材ですが、地域性や家庭によって様々な具の組み合わせがありますが、上位に選ばれた具材にはやっぱりというものもありました。
好きな具の組みあせも良いのですが、健康面も気になるところ。みそ汁は日本が誇る健康的な料理のひとつですが、より健康的な具材の組み合わせは何でしょうか?
みそ汁の具の組みあわせの上位ベスト5はコレ
かねじょうみその日本味噌株式会社が5,000人を対象に行ったアンケート『味噌汁の好きな具の組み合わせ』のベスト5はこんな結果に。
1位「豆腐+わかめ」
2位「わかめ+じゃがいも」
3位「豆腐+油あげ」
4位「豆腐+なめこ」
5位「豆腐+長ねぎ」
好きな味噌汁の「具の組み合わせ」1位は…?5分で作る時短ワザ
みそ汁の定番の具材が並びますね。ベスト5のうち豆腐が入る組みあせは4つあり、豆腐はみそ汁の具材としては定番中の定番ということですね。
個人的には2位のわかめ+じゃがいもが少し意外な結果かなと思いましたが、皆さんはどうでしょうか?
紹介した記事の中では、「ごはん+お味噌汁」の朝食がイイ理由が説明されていて、コレを見るとパン食ではなくご飯とみそ汁に変えようかなという気持ちになるかもしれません。
また、大豆製品やネギ、なめこなどの高い栄養価や火が通りやすいため時短調理にも最適であることも紹介をされています。
朝は忙しいから「ごはん+お味噌汁」の朝食はご無沙汰という人もちょっと頑張って見ようかなという気持ちになるはずです。
体に良いみそ汁の具は?
みそ汁が健康に良いというのは、そもそも味噌自体に優れた栄養があるからです。
そんなみそに健康的な具材を組み合わせれば、さらにその健康度もアップするものです。
それではどんなみそ汁の具がより健康的なのでしょうか?
好きな具の組み合わせでも上位にならぶ豆腐や油揚げという大豆製品は、味噌も同じ大豆製品になりますが、さらにその栄養価を高めてくれるでしょう。
ネギは免疫力を高めるともいわれ、特に風邪が流行る冬は風邪の予防も期待できてオススメです。
なめこは肝臓や腎臓の機能を高める効果も期待でき、飲む機会の多い年末から年始にかけても特に食べたい具材です。
ミネラルをたっぷり含む海藻のわかめももちろん良いですし、じゃがいもはビタミンCが豊富ですがさらにカリウムも豊富に含まれています。
カリウムは血液中の塩分を体外に出す作用があり、みそ汁や漬物など塩分が高めといわれる和食を食べる時には意識してとりたい野菜です。
好きな具の組み合わせでは上位に顔を出さなかったものでは、「しじみ」はなんといってもオススメです。
しじみのみそ汁は出汁もきいて美味しいですし、好きな具材の上位に顔を出してもおかしくないのですが、健康面でもとても良いのです。
しじみで特に注目するのは、肝機能の向上が期待できるオルニチンやタウリンという栄養素が豊富に含まれている点です。
肝機能に良いためか、しじみのサプリメントも市販され、飲み歩くことが多い人も日常的にお世話になっている人もいるでしょう。
サプリメントで栄養を補給するのも良いのですが、お味噌汁の具にしじみを入れることで、しっかりとその栄養素をとることができます。
好きな具の組み合わせ以外にも様々なバリエーションができるみそ汁ですので、健康のため自分に足りないものを補うというのも良いでしょう。