551蓬莱の豚まんといえば、新大阪駅や伊丹空港などではいつも行列ができるほどの人気です。

 

最近はますます行列の長さが目立ち、時間がなくて買うのを断念したという人も少なくないはずです。食べごたえがあり、お酒やビールのアテとしてもビジネスマンなどに多くの支持を得ています。

 

そんな551蓬莱の豚まんですが、新幹線の車内で食べるのはマナー違反だという声が上がり物議を醸しています。

 

管理人は駅弁など鉄道の車内で美味しいものを食べるのは、旅の楽しみのひとつだと思うのですが、気になる人にとっては気になるようです。

 

日本人はニオイに敏感で気にし過ぎという声も聞こえてきますが、海外の鉄道の車内での飲食事情はどうなのでしょうか?

 

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「551蓬莱の豚まん」の人気

 

「551蓬莱」の豚まんというと、大阪に訪れた際に自分で食べるため、お土産として、買ってきてくれと頼まれたなどで多くの人がお目当てにしている人気商品です。

 

1日で15万個も売れるという驚異的な商品で週刊東洋経済もニュースにしています。

 

 

豚まんの生地の品質を保つために手作りをしていて、関西以外には出店しないことになっているのも、人気の高さに拍車をかけています。

 

東洋経済オンラインの記事では、551蓬莱の豚まんの販売個数がどれだけスゴイかを首都圏で絶大な人気を誇る崎陽軒のシュウマイと比べています。

 

人気の崎陽軒のシュウマイ弁当ですがこちらは1日で2万6000食も売れるそうです。

 

シュウマイ弁当にはシュウマイが5個入っているので、計算すると13万個。どれだけ蓬莱の豚まんが良く売れているかがわかります。

 

まあ、実際には崎陽軒のシュウマイは弁当だけの販売ではないので、もっと多くて80万個ほどは売れているそうなのですが、それでも店舗数の違いを考えると551蓬莱の豚まんはスゴイなと思います。

 

  • 崎陽軒 160店舗
  • 551蓬莱 61店舗

 

シュウマイと豚まんでは1個のボリュームも違いますしね。551蓬莱の豚まんは1個それだけ食べるだけでもかなり満足をします。

 

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551蓬莱の豚まんの満足度

 

551蓬莱の豚まんは味もさることながら、そのボリュームの大きさも人気の秘密です。女性なら1~2個でかなり満足する大きさです。

 

また値段もかなりリーズナブルで2個入り340円ですからつまり1個170円になります。

 

コンビニの肉まんの120円ぐらいと比べるとはるかに満足度が高く、コンビニで551を売ったら、間違いなく飛ぶように売れるでしょう。

 

ちなみに崎陽軒のシュウマイは購入個数によっても変わりますが、1個40円~50円ぐらい。大きさの違いもあり単純比較はできませんが、崎陽軒の肉まんが1個200円なのと比べると551が割安ではないかと感じます。

 

大きさに関してはこんな声もあります。

 

 

人気の551蓬莱の豚まんですが、その強烈なニオイが思わぬ騒動を引き起こしています。

 

 

551蓬莱の豚まんが新幹線で食べられなくなる!?

 

551の豚まんを新幹線の車内で食べるのが楽しみという人もけっこういると思うのですが、そんな至福のひと時を味わえなくなる日が来るかもしれません。

 

以前マクドナルドを新幹線の車内で食べるのはマナー違反ということで議論が巻き起こりましたが、551の豚まんのニオイは正直それ以上なので、より反対は大きそうです。

 

ただ、マナー違反に関しては日本は「世知辛い世の中」になったという反対意見も多くあり、賛否が分かれています。

 

では海外ではどうなのでしょうか?

 

海外の鉄道の車内での飲食事情について調べてみました。

 

海外の鉄道の飲食事情は?

 

海外の鉄道の飲食事情はどうなのでしょうか?日本と同じようにニオイに敏感なのでしょうか?

 

まず通勤鉄道のタイプでは、日本はハッキリとは禁止をしていませんが、ロングシート座席で飲食をすることは好ましくないと考える人が多いでしょう。

 

一方外国では通勤タイプの電車では飲食を禁止する例が見れる国はあります。

 

例えばシンガポールは電車内だけでなく駅の構内も飲食が禁止されています。

 

シンガポールはそもそも国土が東京23区ぐらいと狭く、長距離列車などは存在せず、通勤タイプの電車ばかりという事情もありますし、とにかく規制でがんじがらめにしてて、風紀や街の美観を維持するお国柄というのもあるでしょう。

 

韓国も電車では飲食禁止が原則となっていて、違反すると罰金になるそうです。ただ新幹線と同じようなKTXのような長距離列車は飲食を禁止されていません。

 

そもそもソウル駅のようなKTXなどの長距離列車が発着する駅には駅弁屋が存在します。

 

台湾もMRT(地下鉄)での飲食は禁止されていて、違反すれば罰金の対象になります。ただ台湾新幹線のような特急車両は飲食は禁止されておらずに駅には駅弁が売られています。

 

アジア諸国は通勤タイプの列車では飲食を禁止している場合が多いです。ただ長距離列車は一気に事業が異なります。

 

管理人の経験では昔はタイの長距離列車で、お酒を飲み知らない人同士で酒盛りが始まることがありました。

 

こんな感じで。

 

 

ただそんなタイでもお酒を長距離列車内でも飲むことが禁止されるようになりました。

 

 

一方アジアと異なり欧州諸国ではほとんどの国が電車内での飲食を禁止していません。

 

これは大都会のパリやロンドンでも同様で、電車内で飲食する姿を日常よく遭遇します。

 

欧米諸国では行動を規制することはあまり良くないという考え方もありますから、電車内でも禁止にするのではなく節度ある行動に期待するということでしょうか。

 

日本も同様に節度ある行動に期待するという感じですが、ニオイがするものがダメとなると人の感じ方は千差万別なので一切の飲食がダメということにもなりかねませんね。

 

新幹線はもちろん、日本の長距離列車の食堂車をどんどん廃止していった以上、飲食までもできないのはちょっと厳しすぎかな。