女子テニスの大坂なおみの快進撃が止まりません。
BNPパリバ・オープン女子シングルス準々決勝で大坂なおみがカロリナ・プリスコバ(チェコ)を2―0のストレートで勝利しました。
カロリナ・プリスコバは今大会の第5シードの強豪。
元世界ランキング1位のシャラポワを倒した後、さらにその快進撃が止まりません。
次は準決勝ですが、その相手は世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)です。
現在大坂選手の世界ランキングが44位でかなりの格上で苦戦は予想されますが、さらに決勝を駒を進めるようなことがあれば、その名をさらに世界に広めることになります。
大坂なおみの最近の活躍がスゴイ
大坂なおみの目をみはる活躍というとまずは2016年です。
2016年の全豪オープンでグランドスラム初出場を果たし、4大大会初出場で3回戦進出の快挙。この快挙は日本人では実に52年ぶりのこととなります。
さらに続く全仏オープンでも3回戦進出しますが、おしくも世界ランク6位のシモナ・ハレプに敗れました。
この時も第1セットをとって、イケるぞという気がしたのですが残念でした(*_*)
ウィンブルドンはケガで出場はできませんでしたが、全米オープンでも3回戦進出。第8シードを相手に接戦を演じ世界中の人に、大坂なおみの名前をとどろかせました。
さらに地元日本で行われた東レ パン・パシフィック・オープンでは決勝進出。決勝ではおしくも元世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキに敗れはしましたが、この準優勝なども評価され日本勢では初となるWTAツアー最優秀新人賞を獲得しました。
2017年以降も快進撃は続き、今年2018年も全豪オープンでも4回戦進出と確実にその実力をあげていってることを世界に証明をしています。
BNP パリバ・オープンは歴代世界ランク上位を翻弄
2018年の全豪オープンでも存在感をみせて大坂なおみですが、現在行われているBNP パリバ・オープンでも快進撃が続いています。
BNP パリバ・オープンは4大大会に次ぐ大会で第5のグランドスラムとも呼ばれるビッグ大会です。
そのため、世界ランクトップクラスの有力選手の多くもこの大会に出場し、過去の優勝者も男女ともそうそうたるメンバーが名を連ねています。
そんなビッグな大会で大坂なおみは躍動し、元世界ランクトップクラスの選手を次々と倒しています。
スゴイですよ、
1回戦で勝った、ご存知M・シャラポアは元世界ランク1位。
2回戦で勝ったA・ラドワンスカは元世界ランク2位。
そして準々決勝ではカロリナ・プリスコバは現在の世界ランクは5位ですが、2017年の一時期世界ランク1位にもなった強豪選手です。
そしていよいよ準決勝では現在のランキング1位のシモナ・ハレプと対戦することになります。
これだけ有力選手に土をつける大坂なおみ選手ですから、相当対戦相手も警戒するし研究もしてくるでしょう。
世界ランク1位に勝利して決勝にまで進むと、さらに大坂なおみを名が世界に広めることになり、ちょっとしたフィーバーになるでしょう。
母が日本人で大阪の知名度アップに大貢献
大坂なおみは生まれは日本の大阪で幼少期を日本で過ごした後、アメリカに移住しましたが国籍は日本ということになっています。
大坂なおみが快進撃を続けると、海外のニュースでは、
「OSAKA」
「OSAKA」
「OSAKA」
と連呼されるわけです。「大阪」と「大坂」は漢字は違いますが、そんなことは感じの知らない外国人にとっては知ったことではなく同じなのです。
感じを知っている東アジア諸国の人にとっても大阪はかつては大坂だったわけですし、同じようにとらえる人もいるはずです。
おりしも大阪は、2025年の万博誘致に向けて激しい誘致合戦を繰り広げている最中です。
都市の知名度がそのまま票を左右することはそれほどないかもしれませんが、少なくとも最近脚光を浴びつつある観光地としての大阪をアピールする要素にはなるはずです。
多分ですが(>ω<)
ちなみに大坂なおみのお母さんですが、ネットで出回る写真を見る限り、大阪の肝っ玉おかんという感じなのですが、大阪出身ではなく北海道出身だそうです。
高い身体能力から繰り出す強いストロークは、今後成長すればメジャー大会に優勝してもおかしくない逸材。
このまま快進撃を続けて欲しいと大阪の関係者はきっと思っているはずです。