中国に日本の人気ラーメン店が続々と進出しているというニュースです。
ラーメンは中国の麺料理が日本で独自の発展をしたのですが、海外では最近はとても人気があります。麺料理の種類の多い中国でも日本のラーメンが人気で、多くの中国人が日本の味を食べに訪れます。
中国の麺料理はとても安価で食べることもできますが、日本のラーメンはかなり価格が高めですが、それでも中国人にはウケているのです。
中国に日本の人気ラーメン店が続々進出というニュース
中国に日本の人気ラーメン店が続々進出というニュースでです。
なぜ今、中国に日本の人気ラーメン店が続々と進出しているのか?(山路力也) – Y!ニュース https://t.co/nEEk25lptz
— 塩谷国語小論道場(いいねが消えます) (@shiotani_kokugo) January 24, 2018
日本の外食産業がたくさん中国に進出をしています。中国はまだ高い経済成長率で人口も桁外れに多いため、市場は大きいですからね。
ラーメンも人気が高く、特に熊本ラーメンの「味千拉麺」は有名で、中国の多くの都市で見かけることができます。
単体の店舗だけでなく、日本でもよくあるフードテーマパークも上海と成都に「ラーメンアリーナ(拉麺競技館)」というものもあります。
かなり盛り上がっている日本のラーメンですが、基本的には日本の味をそのまま出す場合が多いようです。
食材は現地調達で行うことも多いようで、その分コストを下げられると思いきや豚骨などは逆に日本よりも高く苦労はあるようです。
中国の麺料理は安いものも多い
中国という国は社会主義国なのに貧富の差がとても大きく外食の価格もピンきりです。
それでも手軽にサッと食べることができる麺料理は安めで、1杯で10元程度(日本円で160円ぐらい)で食べられることも珍しくなく、リーズナブルな価格帯が主流です。
日本のラーメンは麺料理では値段が高い
一方日本のラーメンはというとやはり少し高めになります。
人気の味千拉麺では、定番のラーメンで40元弱ぐらいの値段(日本円で600円ぐらい)ですから、日本とほとんど同じ値段ですが、中国だと高めの水準になります。
この価格帯だから客は日本人ばかりと思いきや、店内は中国人でいっぱいなのです。
さらに「ラーメンアリーナ(拉麺競技館)」ですと、もっと価格は高めになります。
上海ラーメンアリーナ(上海拉麺競技館)はこんな感じの日本でお馴染みのあの店も見られますが、50元程度と1杯800円から1,000円程度するものもあります。
出典 拉麺競技館
普通の食堂で10元程度で食べられる麺料理よりも5倍ほどというはるかに高い日本のラーメンですが、それでも中国人には人気なのです。
ラーメンはいまや日本の国民食ともいわれるほどの多くの日本人にとってはなくてはならならないものになっていると言っても過言ではないくらいです。
ラーメンの食べ歩きをする人も多く、多くのブログやSNSで食べ歩いた様子を見ることができます。
中国のように日本の有名ラーメン店が続々と進出することによって、現地の人はもちろん、日本人にとっても海外で日本のラーメンを食べ歩くという楽しみがまた増えるかもしれません。