日本の庶民の味方で物価の優等生といえばもやしですよね。最近は野菜の価格が高騰していますが、もやしは安定の価格です。

 

そのため、夜遅いともやしが売り切れてしまっている場合もありますがね(^_^;)

 

普段何気なく買っているもやしですが、もやしには種類があることをご存知でしょうか?

 

もやしは大きく分けると3種類がありますが、その栄養も異なりますので、そのことを頭に入れて買い物をしたいものです。

 

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もやしは主に3種類

 

もやしには大きく分けて次のような3つの種類があります。

 

  1. 緑豆もやし
  2. ブラックマッペもやし
  3. 大豆もやし

 

緑豆もやしは一般的なもやしで、多くの人がイメージするものです。国内で9割を占めるほどですから店頭で売っているもののほとんどがこれです。

 

では3つのもやしにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

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もやしの種類は原材料によって分けられる

 

大きく分けて3つの種類があるもやしですが、その違いは原材料によって区別されます。

 

まず緑豆もやしですが、原材料は緑豆。

 

こんな緑色の豆です。

 

この緑豆を暗い場所で育てもやしになるわけですが、やや太めで味にクセのないことから一番市場に出回る理由にもなっています。

 

ラーメンなどではもやしが欠かせませんが、あまりクセがあると麺やスープとの相性にも問題が出てきますからね。

 

炒め物から煮物やサラダ、ナムルまで幅広い料理に対応できるのもクセのないもやしの味だからこそです。

 

次にブラックマッペもやしですが、「ブラックマッペ」という黒い豆を原材料としてもやしです。

 

黒い豆のもやしなんて見たことがないという人も多いと思いますが、地域によってはこのもやしがむしろ有名だったりします。

 

それはどこかというと広島です。

 

 

ブラックマッペもやしの特徴ですが、細くてやや甘みがあります。ではなぜ広島がブラックマッペもやしがよく売られているほど有名かというと、それは広島のお好み焼きに秘密があります。

 

広島のお好み焼きというともやしは欠かせません。

 

でも一般的な太めの緑豆もやしですと、太いため水分も多いのでせっかくのお好み焼きがべしょっとしてしまい美味しくなくなるのです。

 

そのため細いブラックマッペもやしが使われ、広島では「広島ブラックマッペくん」なんていうユニークなキャラのもやしが売られているわけです。

 

もちろん広島でも緑豆もやしは販売されていて、パッケージはこちらのようにかわいいキャラになります。

 

 

大豆もやしはスゴイ

 

大豆もやしはスゴイというネットで話題になるほど、栄養やウマミなど大豆もやしには素晴らしい点があります。

 

 

大豆が原材料の食品というと健康的なイメージが強いですよね?

 

例えば味噌です。こちらの記事で味噌の輸出が拡大していることを紹介していますが、味もさることながらヘルシーな点も人気の理由です。

 

日本の味噌の輸出が拡大中 日本人にも外国人にも知って欲しいみその効能効果

 

大豆が原材料のもやしも、やはり栄養満点でとてもヘルシーな点が魅力で、このような豆がついたまま食べるのが特徴です。

 

スーパーで見かけた人も多いと思いますが、緑豆もやしと比べると価格は高めの場合が多いでしょう。

 

大豆もやしの特徴ですが、原材料が大豆なためイソフラボンやサポニン、タンパク質などの機能性成分が豊富なのがまずはあります。

 

グルタミン酸やアスパラギン酸が豊富なためウマミがあるのも特徴です。大豆もやしで料理をすることで自然なウマミを味わえ調味料も少なくて済むのも健康を考えると良いですよね。

 

さらにカリウム・ビタミンK・葉酸・各種アミノ酸などの栄養がたっぷりで、シャキシャキとした食感とあわせて、好みで日常の食卓に欠かない人もいるでしょう。

 

野菜の価格が高騰で、ますますもやしの役割が重要になっています。

 

いつものも緑豆もやしも良いですが、たまには気分を変えてブラックマッペもやしを使って広島風お好み焼きを作ったり、栄養たっぷりの大豆もやしを食べるのも良いですね。