日本の国技というと相撲です。

 

最近は不祥事が相次ぎ人気回復が問われる大相撲ですが、徐々に前例にとらわれない試みを行ってきています。

 

そのひとつがこのブログでも紹介したAbemaTVでの生中継です。

 

大相撲が「AbemaTV」で序の口から結びまで動画で生中継 人気低迷に歯止めがかかるか

 

大相撲というとテレビで中継される本場所だけがクローズアップされがちですが、巡業などによって地道なファンづくりも行っています。

 

問題が多かった初場所が終わり、次は“荒れる春場所”といわれる大相撲三月場所がいよいよ近づいてきています。

 

初場所は横綱が相次ぎ休場となり波乱の場所になりましたが、春場所は横綱稀勢の里の進退がかかるなど少し波乱が起こリそうな予感もします。

 

そんな大相撲三月場所が3月11日から始まりますが、それに先立ち4日に大阪駅前の「グランフロント大阪」(大阪市北区)で相撲イベント「うめきた場所」が開催されます。

 

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昨年の「うめきた場所」は文字通り駅前で開催

 

昨年初めて開催された「うめきた場所」ですが、行われたのは文字通り大阪駅の駅前。

 

こんな感じで屋外に土俵がつくられ多くの観客が訪れた様子です。事情がわからない外国人旅行客は都会の真っ只中で現れた土俵や力士に度肝を抜かれのではないでしょうか。

 

約5000人の相撲ファンが来場し大盛況だったのですが、今年は舞台を少し変えて行われることになります。

 

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今年の会場は屋内の「北館1Fナレッジプラザ」

 

今年の「うめきた場所」は場所を屋内に移し、グランフロント大阪北館1Fナレッジプラザで行われることになります。

 

行ったことがない人には、ナレッジプラザはこんな感じの吹き抜けのイベントスペースになっています。

 

ココで特設の土俵がつくられ迫力があり、時には笑いを誘うような相撲イベントが行われるわけです。

 

あの人気力士も登場

 

2018年今年の「うめきた場所」は3月4日(日)12時から16時に開催されます。

 

出場するのは、地元大阪府寝屋川市出身の大関豪栄道や元大関の琴奨菊など人気と実力を兼ね揃えた力士など。

 

興行開始前に打つ「寄せ太鼓」の演奏を間近で聴けたり、切(しょっきり)と呼ばれる禁じ手を面白おかしく紹介する見世物などたくさんの見どころがあります。

 

入場はなんと太っ腹な無料!

 

今年も間違いなく多くの人が訪れ、ナレッジプラザにはたくさんの観客があふれかえる光景になりそうです。

 

ちびっこ相撲やちゃんこ屋台も

 

うめきた場所のような相撲イベントで人気があるのがちびっこ相撲です。

 

小さなお子さんと大きな関取と相まみえると、より小さく見えて見るものをほのぼのした感じにさせてくれます。

 

昨年の様子ですが、ちびっ相撲で琴奨菊関に挑戦する様子です。この子はけっこう大きいですから、もしかして「うちの部屋に来ないか」なんてお声がかかりそうな感じです。

 

 

相撲というとちゃんこをイメージする人も多いと思いますが、うめきた場所ではちゃんこ屋台も登場します。

 

 

こちらは昨年の様子ですが、お出汁の味が良くて好評のようです。

 

 

都会の真ん中で無料で行われる大相撲うめきた場所ですが、このようなイベントで地道に活動をして現在の相撲界の逆風に立ち向かって欲しいです。