東京の都心の大動脈JR「山手線」は世界一の利用客数を誇る鉄道環状線です。3分間隔で次から次へと駅に到着し、多くの乗客を乗せ発車を繰り返します。

 

山手線には東京駅や新宿、渋谷、池袋など東京の主要な駅も多く、山手線沿線に住めば多くの場所へ便利に行くことができます。

 

山手線はそんなモンスター路線ですが、車両も混雑も凄いのです。

 

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山手線の利用客数がすごい

 

山手線の利用客数は、JR東日本のデータによると1週間の延べ利用者数が2820万人。

 

2800万人というとマレーシアの人口位の規模ですから、1週間での数字でいかに多くの人が利用しているかがわかります。

 

1年は52週ですから、1年単位ではものすごいことになりますね。

 

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混雑もすごい

 

利用者がこれほど多いわけですから、当然混雑もします。

 

山手線は通常日中でも4分おきに電車が走る高頻度の路線ですが、さらに通勤通学時間帯のラッシュの時間帯は2~3分おきとさらに多くの電車が走るのですが、やはり混雑は酷いです。

 

こちらの動画では始発からピーク時までの運行状況を表した動画が貼られていますが、山手線のラッシュ時のカオス状態がわかります。

 

 

山手線の車両もすごい

 

ラッシュ時には特にものすごい数の車両が投入される山手線ですが、11両編成という長大編成で1度に多くの乗客を運びます。

 

11両編成の山手線ですが52本が在籍し、ラッシュ時の8時台はその内48本が運行されることになります。

 

11両編成が52本ですから総車両数は572両。

 

京成電鉄の総車両数が582両と匹敵して、相模鉄道が398両と大手私鉄をはるかに凌駕する車両すを誇る山手線の凄さがわかると思います。

 

新型車両もすごい

 

総車両数の多さだけでなく、山手線で走る新型車両E235系もすごいのです。

 

 

山手線の新型車両はここがすごい!

エキサイトニュース

 

何がすごいかというと、新型車両のコンセプトが「お客様、社会とコミュニケーションする車両」ということで、コミュニケーショする車両ということ。

 

コミュニケーショする車両!?

 

まさか電車がしゃべるのか?

 

さすがに電車はしゃべりませんが、広告はデジタルサイネージ(液晶パネル)を増設し、1車両あたり最大36画面となり乗客とのコミュニケーションが変化します。

 

 

“コミュニケーション”といって、よりわかりやすいのはデジタルサイネージですが、運航する列車の情報を保守点検に結びつける意味でのコミュニケーションもアップしているという意味もあります。

 

 

日本人のみならず外国人にとっても利用価値の高い山手線。新型車両では直感的に山手線と分かるよう手すりも緑になっています。

 

 

日本の鉄道路線は外国人にとっては、とにかく複雑。

 

漢字も読めない欧米人等にとっては、特に色で路線が分かるというのは大事ですね。