サントリー山崎蒸留所は日本初のシングルモルトウイスキーの蒸留所ですが、最近では日本ブームで日本人だけでなく外国人も多く訪れる人気スポットです。
京都府の山崎というと有名なものは日本史の有名な場所である天王山があります。天下分け目の戦が行われた場所ですよね。
現在は周辺はのどかな山間になる場所ですが、サントリー山崎蒸留所とともに周辺の見どころがたくさんあります。
サントリー山崎蒸留所の見学方法やアクセス、さらに周辺の見どころについて詳しく紹介をします。
サントリー山崎蒸留所の見学コースは2つ
サントリー山崎蒸留所の見学ですがコースは次のように2つあります。
- 山崎蒸留所ツアー(有料)
- 山崎ウイスキー館見学(無料)
両者の違いですが、有料と無料という違いの他に製造工程の見学ができるかどうかとスタッフの案内があるかどうかの違いがまずあります。
蒸留所ツアーは、製造工程の見学ができ、スタッフの案内がありますが、ウィスキー館見学は製造工程の見学ができませんし、スタッフの案内もありません。
サントリーのウィスキーについてより詳しく知るにはツアーが良いですが、気軽に自分のペースで見学したいということであればウィスキー館見学が良いでしょう。
なお蒸留所ツアーでも山崎ウィスキー館は見学することができます。
工場見学ツアーの予約方法
ウィスキーのテイスティングは?
蒸留所見学の最大の楽しみがウィスキーのテイスティングではないでしょうか。工場でしか味わえないお酒を堪能きたりと酒好きならたまらないですよね。
蒸留所ツアーの場合はウィスキーのテイスティングがツアーに含まれています。蒸溜所ならではの「山崎」構成原酒などを楽しむことができます。
蒸留所ツアーの料金は一人1,000円(税込み)。ガイドツアーとウィスキーのテイスティングとうい豊富な内容で十分に満足感があります。
ウイスキー館見学の場合はテイスティングは有料になります。まあ結局はお酒好きならツアーのテイスティングだけでは満足できず、さらにお金を払ってテイスティングしている人も多いですけどね。
工場見学の予約方法
工場見学は事前の予約が必要で、予約は当月を含む3ヶ月分を予約することができます。
例えば現在が1月であれば3月までの予約をすることができるというわけです。
予約の方法は電話かインターネットで。
電話の場合は、TEL 075-962-1423(受付時間:休業日をのぞく9:30~17:00)
インターネットでの予約はこちらのページから手続きを進めることになります。
平日は1日2回、週末は1日に6回ほどの見学ツアーを実施しています。見学ツアーは人気がありますので、特に週末は3ヶ月先まで満席という場合も珍しくありません。
残席があっても一人だけという場合もあり、グループで見学に行かれる場合などは特に早めの予約を心がけましょう。
無料のウィスキー館の見学だけでも予約が必要ですが、こちらは見学ツアーほど混み合っていませんが週末はやはり人気になっています。
ウィスキー館見学は毎時1回ずつ10時から15時まで計6回行われますが、希望の時間に行って、周辺の観光も行くのなら早めの予約が望ましいでしょう。
見学の注意点ですが食品工場のためペット連れの来場はできません(補助犬は除く)。また自動車、バイク、自転車を運転する人はお酒のテイスティングはできません。公共交通機関を利用しましょう。
サントリー山崎蒸留所へのアクセス
サントリー山崎蒸留所へはJR京都線山崎駅、阪急京都線大山崎駅が最寄り駅となります。
それぞれの駅からは徒歩で約10分ほど。周辺はのどかで散策も楽しい場所なのでのんびり歩くのが楽しいですよ。
天王山周辺の観光スポット
京都府山崎といえば、サントリー山崎蒸留所以外だと特に歴史で有名な天王山があることで知られています。
京都や大阪の都心部から少し距離がある場所なので、できれば工場見学だけでなく周辺の観光スポットも見て回りたいところです。
天王山をハイキングするのも人気ですので、ハイキングで少し運動をしてからのお酒のテイスティングもまた格別です。
気軽に行けるのは阪急大山崎駅から徒歩で1分ほどの距離にある大山崎町歴史資料館。
その他にも、宝積寺(宝寺)、観音寺(山崎聖天)、離宮八幡宮、山崎城跡、聴竹居、妙喜庵「待庵」など1日ではとても回れないほどたくさんの史跡があります。
JR山崎駅すぐの場所にある妙喜庵「待庵」は国宝にも指定されている千利休ゆかりの茶室もあることでも有名ですが、拝観するためには往復ハガキにて予約が必要なので注意をしましょう。
サントリー山崎蒸留所の工場見学や周辺の観光スポットを巡ることは、大阪や京都の観光の合間に訪れるのもオススメです。