日本が世界に誇るものに「コインパーキング」があります。

 

日本人からすると、当たり前のようなコインパーキングですが実は海外では日本のようなコインパーキングはまずありません。

 

実はわれわれ日本人はとても便利に車を駐車できているのですが、ただコインパーキングでも気をつけるべき点はあります。

 

それは最大料金などの利用の条件。よく条件を確認しておかないと予想外の出費がかかる場合もありますよ。

 

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海外のパーキング事情

 

海外の都心のパーキング事情ですが、「パーキングメーター」方式がほとんどです。

 

パーキングメーター方式は、先にお金を払って、決められ時間だけ車を駐車することができます。

 

でも予定が思いの外延びてしまって、時間内に車に帰ることができないなんて場合もありますよね。

 

有効期限が印字された紙を車のフロントガラスなどに貼っておくのですが、この期限が切れた場合には違法駐車となって容赦なくレッカー車で移動される場合もあります。

 

これでは安心して車を停めて置くことができないですよね。

 

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日本のコインパーキングは利用した時間だけ後払い

 

一方日本のコインパーキングはというと、利用した時間だけ後払いというシステムになります。

 

これなら予定が延びて駐車時間が長くなっても、それだけの料金を払えば良いので駐車する側にとっては安心です。

 

パーキングメーター方式よりも日本のコインパーキングの方が利用者にとっては優れているのですが、海外では治安の問題もあり、なかなかコインパーキングを導入できないのが実情です。

 

自動販売機と同じですよね。コインパーキングの無人機だって日本では盗難もなく安全ですが、海外ではとても安心して置けるようなものではありません。

 

ただそんな日本の素晴らしいコインパーキングですが、利用の仕方によっては落とし穴があるかもしれません。

 

最大料金や2日以上の駐車はご用心

 

コインパーキングに、車をほんの小1時間程度停めるのであれば、

 

「ここやけに高えなあ」

 

と不満に思う時はあるでしょうが、特に問題はないはずです。

 

一方コインパーキングでよく見かける「最大料金」は、長時間駐車しておいても割安な料金なのでお得です。

 

「安いから良いとこ見つけた」

 

と思っていたら、思わぬ出費がかかってしまったという例もあります。

 

例えばこちらの表示。デイタイムとナイトタイムの区分が微妙です。

 

ナイトタイムは23:00~8:00だからデイタイムは8:00~23:00という区分ですが、デイタイム最大料金の時間は8:00~17:00になります。

 

8:00~23:00まで名一杯駐車してデイタイム最大料金と思いきや、17:00以降は15分で200円が必要になり思わぬ出費となってしまいそうです。

 

さらにこちらのニュースで話題になった、最大料金は24時間2000円だから、3日停めたら2000円×3で6000円だと思ってたら、1回かぎりという条件があり、数万円請求された例もあります。

 

こちらの記事ではさらに、「夜間最大600円(21~8時)」の駐車場で「21~翌8時に入庫した場合のみ適用」と小さく表示された看板例も紹介されており、そのややこしさもあり注意を促しています。

 

いつもの駐車場と思って安心していたら

 

いつも利用しているコインパーキングと思っていたら思わぬ落とし穴もあります。

 

こちらは花園ラグビー場前のコインパーキングですが、高校ラグビーの開催時期は特別料金でいつもの最大料金がなくなります。

 

最大料金があるから安心と思いきや、思わぬ高額な請求に驚くかもしれません。

 

実はこのようなイベント絡みで通常料金と違う特別料金になる場合はけっこうあります。

 

例えば花火大会なんかも注意が必要です。

 

花火大会はあまり都心の中心で行われないため、周辺のコインパーキングは都心部と異なり普段は格安な料金で利用できる場合も多いでしょう。

 

特に最大料金は1000円もしないなんて例も珍しくありません。

 

ただ、いつもよく利用しているからと何気なく駐車したら、びっくりするような金額なんてこともあるので注意が必要です。

 

日本が誇る素晴らしいコインパーキングですが、思わぬ落とし穴もありますのでよく利用条件を確かめて注意をしましょう。