日本のトイレで当たり前になりつつあるものが「ウオシュレット」です。
最近の街中のトイレでも多くの所でウオシュレットが設置され、快適に“ことを済ます”事ができるようになってきました。
人によってはウオシュレットしかダメという人もいて、ウオシュレットのトイレを探す人もあるぐらいです。
私がそうです(*_*)
昔はトイレットペーパーもなく、汚いトイレも多かった駅の公衆トイレにも最近はウオシュレットが導入されることが見られます。
喜びの声。
千城台駅のトイレキレイになってるー
ウオシュレット付きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!千城台の人いいな〜
石鹸もシャボネットだし笑
(←石鹸の中でシャボネットの匂いが一番好きな人) pic.twitter.com/Pz2SwcJ4L6— 日本の首都は千葉@大都会千葉 (@2000Daitokai) October 25, 2017
日本ではますます普及が進む人気のウオシュレットですが、こんなに良いものですが海外ではウオシュレットを見かけるときが皆無に等しいです。
ウオシュレットの便利さを一度味わってしまうと、ウオシュレットでないトイレを使うのがとても不便に感じてしまうぐらいなのになぜでしょうか?
海外で何かウオシュレットが普及する妨げとなっているものがあるのでしょうか?
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日本の素晴らしい製品「ウオシュレット」
海外旅行に行くと特に感じるのが
、日本の「ウオシュレット」の素晴らしさです。
特に胃腸が弱く下痢によくなるような人には神のような商品ではないでしょうか。
下痢になればトイレへ行く回数が増えます。紙を使えばお尻の穴を酷使することになり、そしてやがて血が出てきて切れ痔へとつながるという嫌なパターン。
これがウオシュレットであれば、お尻の穴に刺激を与えずにきれいにしてくれます。
紙を使うといっても、最後に水分を拭き取る程度。製品によっては「乾燥ボタン」があるのでそれさえも不要なものもあります。
だいたい皆さん最後には紙を使うでしょうが(^_^;)
ウオシュレットの普及によって、どれだけの切れ痔の割合が減ったのかというデータは知りませんが、ずいぶんと“切れ痔予備軍”の人たちを救ったはずです。
こんな便利な商品を放っておかない人も海外ではいます。それは買い物大好き中国人です。
最近は沈静化はしてきましたが、一時期中国人観光客がウオシュレットを爆買いする光景がよく見られました。
転売目的もあるでしょうが、良いものはやはり良い。
中国人観光客の爆買いだけでなく、マドンナやディカプリオをウオシュレットが大好きだという話しは有名です。まさに世界のウオシュレットです。
こんな日本のウオシュレットの使い方を紹介するYouTube動画「How to Use a Japanese Toilet」も多くの視聴やコメントを集めています。
とにかくこのウオシュレットは、多くの外国人にとって衝撃の商品なのです。
では、なぜこんな素晴らしいものが海外で普及をしないのでしょうか?
海外で見かけることがほとんどないウオシュレット
皆さんは海外でウオシュレットを見かけたことがありますか?
ある所にはあるのでしょうが、管理人はほとんどありません。
覚えがあるので韓国の金浦空港。思わず感動しました。また、はっきりとは覚えていませんが、台湾のどこかで見かけた記憶があります。
なぜこれほどまでに海外でウオシュレットを見かける時が少ないのでしょうか?何か妨げとなるものがあるのでしょうか?
海外でウオシュレット普及を妨げるもの
海外でウオシュレットが思いの外普及しないのは様々な理由がありますが、まず問題になるのが水です。
日本は水が豊富で衛生的
日本は水資源が豊富で、時には水不足がクローズアップされることもあるものの、水不足に悩まされる時は少ないです。
ところが海外ではどうでしょうか?
水が不足がちで、シャワーの時間なども「3分」なんて制限のある国が結構あるぐらいで、海外では水がとても貴重な場合もあるのです。
さらに、水の衛生面の問題も。
「海外では水道水は飲むな」
これは海外旅行の鉄則のようなものですが、一部の国を除き水の衛生面が心配な国も多いのです。
確かに飲水でなければ大丈夫かもしれませんが、やはり体内に入る可能性があるウオシュレットは水質次第で問題がありそうです。
海外の浴室事情
海外では日本のようにトイレと浴室が分かれているという事例が少なく、浴室の中にトイレがある場合が多いです。
水を使うことになる浴室内に、コンセントを設けることは安全上あまり好ましくなく、浴室内にコンセントが設けられないことも多いのです。
トイレのある浴室内にコンセントがなければ、ウオシュレットを設置することが難しいです。
部屋から延長コードを使って電源を置くことはできるでしょうが、そんな面倒なことは誰もしたくはありませんから、結局ウオシュレットもなかなか普及しないものとなってしまうのです。