最近は所によっては以前よりも街中で着物を着た人が目立つようになりました。

 

着物は着付けが難しいこともあり、気軽に着れる洋服を着る人がほとんどです。

 

卒業式のシーズンや成人式には着物を着る女性が一段と増える事になりますが、それ以外の季節になると夏の花火大会の浴衣別としてそれほど街中では見かけませんでした。

 

それが最近では観光地特に京都のような古都では着物を着る人が増えています。

 

京都では舞妓さんかと思いきや、実は観光客が舞妓の格好をしていたということもあり、着物を着て古都を観光したいというニーズは高い。

 

特に最近では増大する訪日外国人旅行客がレンタル着物を着て、京都の街を歩く姿が多く見られます。

 

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増える外国人観光客の着物姿

 

街中で外国人旅行客の着物姿が目立ってきています。

 

日本人でも京都のような古都に行くと、気持ちの高揚もありますし、風情のある街に溶け込みたいという気分になるものです。

 

ましてや外国人となるとその気持はさらに高くなり、SNSやインスタグラムの写真にも映えることから、ますます着物を着る姿が増えています。

 

京都を旅行した人のこんな驚きの声も。

 

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着物への関心が高い外国人観光客

 

日頃着物を着て観光することもない人であっても、京都では着物を着てみたいという日本人も多い。

 

京都はそんな気分にさせてくれる街ではあります。

 

日本人が京都で着物を着ると、外国人から写真を撮らせて欲しいとやたらと頼まれるようです。

 

アジア系の外国人なら日本人と区別がつかない人も多いはずですから、おそらく写真をお願いされるケースも多そうです。

 

さらに舞妓、芸者はもっと興味があり、実物をこの目で見てみたいという外国人も多いです。

 

そういえば先斗町歌舞練場の前で芸子さんが出入りするのを写真に収めようという欧米人おばさんグループに会ったこともありました。

 

彼女らは嬉しそうに自分たちが撮った、舞妓や芸者の写真を見せてくれました。それだけ京都の街に似合う着物姿に高い興味があるわけですね。

 

見るより実際に着るほうが思い出深い

 

最近の訪日外国人旅行者の傾向は、「モノ消費」から「コト消費」へと変わってきたとよくいわれます。

 

単なる観光よりも、実際に民族衣装を着て街を歩くのは特別な体験です。

 

日本人だって、例えばベトナムに行って「アオザイ」を着て街を歩いてみたり、アオザイ姿の女性を見かけたら写真に収めたくなりますよね?

 

特に古都であればなおさらそのように思うでしょう。ベトナムのホイアンなどはアオザイ姿の女性が似合う街でもあります。

 

外国人に特に人気のあるレンタル着物

 

レンタル着物を扱うショップは昔からそれなりにはありましたが、最近は特に京都などでは需要が高く多くのお店があります。

 

最近の特徴としては、日本人よりも外国人の利用者のほうが多くなり、特に中国や台湾などのアジアからの旅行者がレンタルするケースが目立ちます。

 

私が目撃したのは、中国のおそらく団体観光客でしょうか、グループ数十人が着物で銀閣寺に拝観しようとしている所に出くわしました。

 

京都の着物レンタルでも、外国人が利用する場合は言葉の問題もありますから、外国語対応もできて外国人に人気のショップがあります。

 

例えば「Mission Gion」や「夢京都」などのショップがあります。

 

さらにホテルが着物のレンタルのついた宿泊プランを用意している所もあり、人気になっています。

 

エルイン京都/ブランド着物ではんなり京美人に☆古都京都巡り♪<素泊まり>
 

着物のレンタルと着付け、帰りはホテルで着物を返却できて手軽に着物を楽しめます。通常は着物のレンタルや着付け、ヘアデザインで10,000円程度はしますので、宿泊プランでお得に利用できるのが魅力です。

 

ホテルのスタッフのほうが語学に堪能な場合も多く、何か相談事があれば助かるので一番手軽ですね。