日本では、街中のレストランで世界各国の料理を食べることができます。

 

レストランだけでなく家庭でも、いろんな国の料理をつくる人もいるでしょうが、現在日本が国家承認している196カ国の料理を家庭でつくれるレシピ本が人気になっています。

 

 

家庭でつくれるといっても、著者の本山尚義さんが世界各地を巡るなどして習い覚えた味を身近な食材で再現し、簡単な手順にアレンジするといううれしいレシピ本です。

 

海外の料理は食材自体が日本では手にできないものもありなかなか再現することが難しいこともありますが、この本はスーパー買うことができる身近なものでつくれるのがスゴイところです。

 

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国によってはどんな料理があるか知られていない

 

本屋に行くといろんな国の料理のレシピ本が並びますが、そのほとんどは中華料理、韓国料理、イタリアン、フレンチなど有名な料理です。

 

レシピ本だけでなく各国のレストランも、あまり知られていない国のレストランはほとんどなく、あっても東京ぐらいしか目にしない場合もあります。

 

日本が国家として承認をしている世界196カ国の中には、聞いたこともない国や名前だけしか知らないような国もあります。

 

この本がスゴイところは、メジャーな国やメジャーな料理だけでなく、知名度が決して高くない外国料理レシピも紹介されている点です。

 

例えばこちらのニュースでも紹介されていますが、ハイチのグリオッツ、ポーランドのビゴス、スーダンのバミヤに、シリアのファスリーエなんてほとんどん人が知らないですよね?

 

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著者はフランス料理店で7年間修行をした料理人

 

「全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ」の著者である本山尚義さんは、料理好きの素人ではなく、神戸や京都のフランス料理店で7年間修行をした料理人です。

 

本山さんは1996年~98年頃に世界30カ国ほどを放浪した現地の人から作り方を教わるなどして1996カ国の寮位をすべて習得。

 

その後、1999年に神戸にレストラン「パレルモ」を開店。現在はそのレストランは閉店をしましたが、プロの料理人がアレンジしたレシピ本ですから信頼性も高いですよね。

 

どこにでも手に入れれる食材で誰でもつくれるレシピ

 

この本のすごいところは、スーパーなどどこにでも手に入れられる食材と使って、簡単で誰でもつくれるレシピにしている点です。

 

海外の料理は食材や調味料が日本ではなかなか手に入らない場合もあります。

 

輸入食品店などを利用するのも良いでしょうが、珍しいものは割高ですし近所に輸入食品店がなければ、遠くまで行ってとても面倒です。

 

レシピの材料は近所のお家にあるものや、近所のスーパーで簡単に手に入れることができるから、海外の料理といっても手軽にチャンレンジすることができます。

 

また、料理の工程が難しければ、特に料理経験が浅い人や時間がなく忙しい人にとっては、それだけで高いハードルになります。

 

忙しい現代人にとって、シンプルで簡単にできるというのはとても大事なことなのです。

 

現在韓国の平昌では冬季オリンピックが行われ、多くの外国人が訪れています。

 

日本でも来年はラグビー・ワールドカップ、再来年には夏季東京オリンピックが開催されます。

 

世界的なスポーツイベントによって、多くの外国人と接する機会があり、料理をもてなす場合もあるかもしれません。

 

そんな時に、料理を振る舞い、簡単にできるレシピを紹介してあげると、もてなされた人たちもきっと驚くはずです。

 

日本人らしい海外のものを、より良くアレンジすることが生かされてる「全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ」はオススメのレシピ本です。