世界には数多くの素晴らしい世界遺産があります。

 

できれば多くの世界遺産を巡ってみたいけど、仕事や勉強で忙しくて海外に出かけることさえ難しい人も多いですよね。

 

日本の高い技術を評価されるもののひとつで、模型・ジオラマがありますが、まるで世界遺産を旅をしているようなクオリティの高い模型がネットなどで話題になっています。

 

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世界遺産の模型を製作する「ばーちゃわーるど」がすごい

 

旅好きな作者が制作する世界遺産の模型がリアルすぎると話題になっています。

 

驚くようなクオリティの世界遺産の模型を製作しているのは、模型工房「ばーちゃわーるど」

 

模型工房「ばーちゃわーるど」は模型歴35年の作者が手がけます。

 

作者は長い模型歴だけでなく、海外渡航国はなんと51カ国という旅好き。そんなバックグランドを持つ作者が作る模型は「浜松ジオラマグランプリ」で入賞するなど数々の受賞歴もあり高い評価を得ています。

 

作者が目指すのが、

 

①模型を通じて「モノづくり」の楽しさを知ってもらう

②世界遺産に触れる事で世界に興味を持ってもらう

③模型を通じて国際交流に貢献する

 

素晴らしい取り組みですよね~。

 

世界遺産に触れることで世界に興味を持ってもらうなんて、こんなリアルすぎる作品を見てみると、世界の国々にもっと興味が湧いてきます。

 

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クオリティの高い模型の数々

 

「ばーちゃわーるど」が製作する模型は、そのクオリティの高さに驚かされます。

 

例えばこちら。エジプトの「アブ=シンベル大神殿」ですね。精巧すぎてまるで本物を見ているようです。

 

遺跡そのものだけでなく苔などの植物もリアルにつくられていて、ご覧になった人が絶賛をしています。

 

こちらはフランスのモン・サン・ミッシェルです。楽しそうに模型を作っている様子がツイートから伝わってきます。

 

ばーちゃるわーるどさんが目指す、「模型を通じて「モノづくり」の楽しさを知ってもらう」が実現していますね。

 

日本の世界遺産も。夏の銀閣寺ですね。当時の実際の様子も雰囲気が出ていますね~。

 

こちらはアンコールワットでしょうね? 3Dプリンタで制作する前までは、製作にとても時間がかかり3ヶ月も要したようです。

 

それが、今では1週間でできることになったので、工期がかなり短縮しています。今後もどんどん世界の素晴らしい遺産を製作してくれることを期待します。

 

模型を通じて国際交流に貢献

 

近年はテロも多く、国同士の紛争もありまだまだ平和とはいえない時代です。

 

そんな混沌とした時代だからこそ国際交流は必要で、お互いの文化を尊重する姿勢が大事ですよね。

 

ばーちゃるわーるどさんの取り組みとして、「模型を通じて国際交流に貢献」が盛んに行われています。

 

こちらは日本ウズベキスタン協会の新年会に展示された模型。サマルカンドですかね。

 

きっとウズベキスタンの方々も遠い故郷を思い出したのではないでしょうか。

 

駐日スリランカ大使の着任のお祝いに模型をプレゼント。模型によって国際親善が進められています。

 

こちらは「アラブウィーク」で作品を展示された様子です。模型が潤滑油のような役割を果たして、日本との架け橋になっている感じですね。

 

五輪参加206ケ国をおもてなしするジオラマ

 

ばーちゃるわーるどの国際交流は、今後ますます進められようとしています。

 

一昨年には五輪参加の206カ国の模型が完成し、2020年の東京オリンピックに向けて“おもてなし”をすることでしょう。

 

昨年暮れには調布市でそのジオラマがすべて展示されました。

 

今後はオリンピックが近づくにつれて、ジオラマの展示が増えそうですね。

 

きっとこれを見た外国の方々もその本物とそっくりな様子を驚き、日本の技術力の高さに賞賛することになるでしょう。