任天堂スイッチがアメリカでバカ売れ状態です。

 

昨年アメリカでも発売された「Nintendo Switch」ですが、発売からたった10ヶ月で480万台以上を売り上げています。

 

この数字がどれだけすごいのかというと、同じく任天堂の大ヒット商品だった「Wii」が同じ期間の販売台数が400万台ほどなので、任天堂史上で最速の高い販売台数を記録しているということです。

 

ゲームハードの歴代世界売上では、Wiiは1億163万台でその数字を超えることも十分可能性があります。

 

このまま任天堂スイッチは世界中で売れに売れ、歴代ゲームハード史上最も販売されるような商品になっていくのでしょうか?

 

歴代ゲームハードの売り上げランキングを調べて、その行方を考えてみました。

 

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歴代の任天堂ゲームハードで世界で人気の商品

 

任天堂スイッチはアメリカで、Wiiを抜いて任天堂史上最速で高い販売台数を記録したわけですが、任天堂のゲームハードで世界で最も売れた、つまり人気のあった商品はこんな感じになっています。

 

  • ニンテンドーDS 1億5402万台
  • ゲームボーイ / ゲームボーイカラー 1億1869万台

 

ニンテンドーDSがトップで続いてゲームボーイ / ゲームボーイカラーです。Wiiが3番目ということで、ベスト3になります。

 

以下こんな感じで任天堂の人気商品が続きます。

  • ゲームボーイアドバンス 8151万台
  • ファミリーコンピュータ 6191万台
  • ニンテンドー3DS 6157万台
  • スーパーファミコン 4910万台
  • ニンテンドー64 3293万台

 

販売台数データはWikipediaを参照

 

任天堂スイッチは、まだ発売されていから間もないため、総販売台数ではまだまだランキングの上位とまではいきません。

 

しかし、現在のブームが続くことで歴代の人気ゲームハードを超える可能性もあるでしょう。

 

歴代任天堂のゲームハードの人気商品は上記のようになっていますが、他のメーカーも含めれるとまだあります。

 

トップは日本のあの商品です。

 

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世界の歴代人気ゲームハード

 

任天堂だけでなく、全メーカーも含めた世界の歴代人気ゲームハードのランキングです。ランキング上位は日本のメーカーが並び、あらためてゲーム機市場で日本の強さを感じます。

 

  • 1位 プレイステーション2 SONY 1億5500万台
  • 2位 ニンテンドーDS 任天堂 1億5402万台
  • 3位 ゲームボーイ / ゲームボーイカラー 任天堂 1億1869万台
  • 4位 プレイステーション SONY 1億249万台
  • 5位 Wii 任天堂 1億163万台
  • 6位 Xbox360 Microsoft 8400万台
  • 7位 プレイステーション3 SONY 8380万台
  • 8位 プレイステーション・ポータブル SONY 8200万台
  • 9位 ゲームボーイアドバンス 任天堂 8151万台
  • 10位 ファミリーコンピュータ 任天堂 6191万台

 

6位のマイクロソフトのXbox360以外はすべて日本製品でSONYと任天堂が分け合うという感じです。

 

SONYの製品はプレイステーションシリーズだけになりますが、任天堂は幅広いものがランキング上位に。花札から始まりゲーム機を専門に扱ってきた任天堂の強さが光ります。

 

ベスト10を見ると、ゲームボーイやファミコン、プレイステーションなど2000年台以前に流行したものも一部含まれますが、多くは次のように発売日が2000年初頭になります。

 

  • プレイステーション2 2000年
  • ニンテンドーDS 2004年
  • Wii 2006年
  • Xbox360 2005年
  • プレイステーション3 2006年
  • プレイステーション・ポータブル 2004年
  • ゲームボーイアドバンス 2001年

 

この頃が最もゲーム機が盛んに売れた時代でした。その後はスマホの普及もあり、トップ10のようにそれほど爆発的に売れる商品はあらわれていません。

 

2010年以降発売の歴代ゲームハード人気商品

 

2010年以降発売の歴代ゲームハードの人気商品はこんな感じ。

 

  • 11位 ニンテンドー3DS 6157万台 2011年発売
  • 12位 プレイステーション4 5000万台 2013年発売
  • 19位 Xbox One 2050万台 2013年発売
  • 20位 Wii U  1336万台 2012年発売

 

いずれも爆発的に売れた製品の次世代機ばかりですね。人気の熱をそのまま引き継いだという面もあるでしょうね。

 

20位のWii Uになると2000万台を大きく割り込み、1億台超える売り上げたトップのゲームハードとは大きく異なります。

 

特に携帯ゲーム機の売上が著しく落ちてきており、今後もスマホとの競争でかなり厳しい状況です。

 

とりあえずのところスタートダッシュで記録的な売上をあげている任天堂スイッチですが、市場の大きな北米で人気が高いことは好材料です。

 

据え置き機が携帯機にもなるという便利さですが、総販売数で任天堂のWiiやそのもっと上のプレイステーション2を超えるとなると、相当厳しいかもしれません。

 

スマホが普及し、さらに多様性が広がった社会ですからね。